連載第8回
「要介護認定調査の見直しに向けて、厚労省の検討会が始まる」
 要介護認定の認定調査項目とロジックを検討する検討会が厚生労働省で始まった。10月10日に初会合が行われた。
要介護認定の調査は項目に沿って認定調査員がチェックし、それをコンピュータが判定する一次判定があり、一次判定を踏まえて認定審査会で決定される。一次判定にあたっての項目などは施設で暮らす高齢者の実態調査を行い、そのケア時間を基につくられていたが、前回の実態調査から5年が経ったことから、今回再度実態調査するもの。同時に要支援2と要介護1を一次判定で切り分けるためのロジックを導き出すのがねらいだ。
新予防給付の創設に伴い現在一次判定で「要介護1相当」になった人は、認定審査会で要支援2(予防給付)か、要介護1(介護給付) にするか判定されている。検討会ではこの予防課介護かの振り分けを、一次判定で行うためのロジックを考える。つまり、認定審査会の議論の余地を少なくするための検討といえる。

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