連載第31回
『介護保険制度』で厚生労働省が意見を募集
 厚生労働省が介護保険制度に関する国民の声を募集している。「介護保険制度に関する国民の皆さんからの意見募集」としてホームページに掲載、3月末が締め切りだ。

介護保険制度は10年目を迎え、2012年には診療報酬との同時改定であることから大きな見直しが予測されている。募集する意見は選択式の設問で、介護保険制度への評価、各サービスへの要望と今後の介護保険制度への意見など。介護職員の不足が2009年改定の大きなテーマであったことから、介護職に対する「イメージ」や「就労意向」を聞く設問もある。注目されるのは今後の給付と負担についての意見を聞く項目で「現在の給付水準を維持する場合でも、保険料は現行の2倍近くになる」と断った上で、どうしたいかを聞いている。しかし回答の選択肢には、「軽度の方は保険ではなく自費でサービスを利用すべき」という項目もあり、さらに選択肢の中には「その他」や「自由記入」がないため回答する側にとっては答えに詰まるかもしれない。とはいえ、国民の意見を出せる機会は決して多くはない。多くの声が集まることを期待したい。なお意見はメールのほか郵送、ファックスでも受け付けている。

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