連載第27回
「「麻痺」など、要介護認定の判断基準を修正
厚生労働省」

 要介護認定の調査項目に関して、その判断基準が修正される。要介護認定は、調査員が全国一律の調査項目と判断基準にのっとって調査するが、この項目が今年4月から削減された上で、判断基準を変更していた。認定調査のばらつきを減らすというねらいだったが、その結果「非該当」が08年より倍増するなど、見直しを求める声が上がっていた。

判断基準では例えば09年の改定で麻痺・拘縮は「聞き取りと実際に行ってもらった状況が異なる場合は、実際に行ってもらった状況を選択」とあったものを、「より頻回な状況を選択」と、普段の生活に合うようにした。起き上がりでは膝に手をつくなど「自分の身体の一部を支えにして行う場合」はこれまでは、「何かにつかまればできる」とされていたのが、09年では「できる」と変わっていた。これも今回の見直しで「何かにつかまればできる」に戻される。新たな見直しは10月からの実施を予定。これに伴い導入されていた「経過措置」は廃止される。

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