連載第13回
「国際福祉機器展閉幕、来場者13万人に届かず」
 東京・ビッグサイトで開催された国内最大の福祉用具の展示会「国際福祉機器展」が10月5日3日間の会期を終え、閉幕した。介護保険での軽度の人の福祉用具貸与廃止など福祉用具業界にとっては厳しい時代を反映してか、来場者数は128,178人と昨年の13万人に届かなかった。
 介護保険施行前後はモーターショーのような華やかさにあふれていた同展だったが、今年目だったのは介護保険対象の用具よりも、私費による購入が期待できる製品だ。歩きやすい靴や、乾いた口の中を潤すオーラルケアの用品など。衣類も目立っていた。いずれも要介護の人だけでなく、ユニバーサルに製品といえる。これまで大規模に出していたコムスンの出展は見えないが、北九州、岡山、広島と地場の製品展示や開発成果を披露する団体や、福祉用具法の指定法人であるテクノエイド協会が開発助成したものを展示、PRするなど、地味ではあるが本来の福祉用具の展示会に戻ったともいえる。来年は9月24日から3日間、ビッグサイトで開催される。

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