特定非営利活動法人 住まいと介護のコミュニティネット発行『みんなで防ごう暮らしの中の事故』より

階段で起きた事故

性別

女性

年齢

77歳

住居形態

一戸建て

 

 今年の2月11日のことです。

 妹の家が新築完成間近だったので、様子を見に行った時のことです。夕方、薄暗くなりかけたときのことでした。 

 玄関から門まで行くところは急な階段になっており、まだ完成していなかったせいもあり、コンクリートの打ちっぱなしで手すりはありませんでした。階段は5段ぐらいなのですが、3段ぐらいのところから落ち、肋骨を4本折りました。右手は着きましたが、ケガはありませんでした。

 まだ完成していなかったので、あっちこっち見ながら、上を見て階段を降りていたので踏み外してしまったのです。

 太っているので転ぶと重いし、弾みがついてしまうので、転ばないように気をつけています。

 入院はしなかったのですが、動くと痛いので家でごろごろしていました。

【ご自身の対策】

転ばないように気をつける。

【「階段で起きた事故」へのアドバイス】

階段は、ご存知の通り段差の連続するものです。多かれ少なかれ、一番上の段と一番下の段との間には「高さ」があります。
普通の段差であれば転倒だけですが、階段では常に、転倒に続いて「転落」の危険があります。従って、重大な事故が起きています。
階段での事故を防ぐためには、それを使う人間の方にもいろいろとあります。例えば、サンダルやスリッパでは急いで上り下りしないということや、手すりを設置して、握らないまでも、なるべくそれに触れながら下りることなどです。


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