
※特定非営利活動法人 住まいと介護のコミュニティネット発行『みんなで防ごう暮らしの中の事故』より
自転車で起きた事故
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12月の冬至近くのころでした。仕事の帰りですから、夕方です。
普段通らない道を自転車で通っていましたら、以前はなかった縁石にぶつかって自転車ごと転倒しました。
舗装した歩道です。道は真っ暗で、街灯は少ししかありません。対向車のライトがまぶしくて、自転車のライトでは道を明るく照らしてはいませんので、足元が見えませんでした。
スニーカーを履いていました。
肋骨を折って、頭と左手もすりむきました。40日くらいで治りまして、
今は何ともありません。
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【ご自身の対策】
その後、その道は通らないようにしています。また、角では必ず自転車を降りるようにしています。
【「自転車で起きた事故」へのアドバイス】
自転車は「バランスの乗り物」ですから、どうしても高齢になるにつれて、転倒などの事故が多くなります。
それは危険物の認知時間の遅れや、バランスの崩れに対する反応の遅れが大いに関係しているからです。
だからといって、乗るな、ということではありません。しかし、若い時のようにスピードを出したり段差を自転車に乗ったまま乗り越えようとしたり、暗い道を走ったりなどという、危険の大きい乗り方はやめましょう。
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